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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=137.05(12月19日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=137.05(12月19日)
- 2022/12/19
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:137円05銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:136円50銭-137円50銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:137円82銭-136円29銭-136円60銭(16日)
全般:
欧州市場は、米欧共に利上げで、もみ合いか、ユーロ圏経済の先行きは楽観視できず。ユーロも弱い。FOMCで利上げ幅縮小も金融引き締めは長期化の可能性が高そうだ。日対欧米金利差拡大の影響は残る
NY市場でもドル上値重い展開。ドル円は137円前後でもみ合いからドル売り。ウィリアムズ米NY連銀総裁「経済において、需要は明確に供給を上回っている」欧米株は全面安。
※12月16日(金)欧米市場の相場関連動向データ結果
・英12月製造業PMI速報値 44.7(予想:46.5、11月:46.5)
・英12月サービス業PMI速報値 50.0(予想:48.5、11月:48.8)
・英12月総合PMI速報値 49.0(予想:48.0、11月:48.2)
・ユーロ圏11月消費者物価指数改定値 前年比+10.1%(予想:+10.0%)
・ユーロ圏11月消費者物価コア指数改定値 前年比+5.0%(予想:+5.0%)
・ユーロ圏12月製造業PMI速報値 47.8(予想:47.1、11月:47.1)
・ユーロ圏12月サービス業PMI速報値 49.1(予想:48.5、11月:48.5)
・ユーロ圏12月総合PMI速報値 48.8(予想:47.9、11月:47.8)
・米12月製造業PMI速報値 46.2(予想:47.8、11月:47.7)=ドル売り
・米12月サービス業PMI速報値 44.4(予想:46.5、11月:46.2)
・米12月総合PMI速報値 44.6(予想:46.4)
・02:00 デイリー米SF連銀総裁「物価安定の目標には程遠い」「政策金利がピークに達した後、まずは11カ月間据え置くことが妥当。必要ならより長く維持する用意がある」と語る。
FRB高官はインフレが依然高過ぎ、歴史的にも大幅な利上げにもかかわらずインフレの鈍化ペースは想定以上に遅いとの見解。引き続きインフレ抑制の利上げが必要との見方で、最終的に利上げを終了する水準は想定されていた水準を上回る可能性も言及。
日米の金利差は、開く方向は変わらず、インフレ傾向はまだ収まりを明確には見せず、日米の金利差は拡大の方向にあることから、潜在的ドル買いは根強い。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、136円70銭でドルの買い持ちは66%と2%down。EUR/JPYは144円75銭時点でユーロの買い持ちは53%と2%down。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。