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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=137.05(12月20日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=137.05(12月20日)
- 2022/12/20
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:137円05銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:136円30銭-137円30銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:135円76銭-137円16銭-136円97銭(19日)
欧州市場でドル・円は小高く推移し、136円30銭付近まで値を上げた。米10年債利回りの緩やかな上昇で、ややドル買いに振れた。一方、欧米株価指数の堅調地合いでリスク選好ムードにより安全通貨のドルと円が売られ、ドル・円は伸び悩む展開。取引レンジは、ドル・円は135円73銭から136円28銭、ユーロ・円は144円27銭から144円87銭、ユーロ・ドルは1.0608ドルから1.0657ドル。
NY市場では、ドル円は底堅いスタート。日本時間12:00に発表された全米住宅建設業者協会(NAHB)の12月住宅市場指数は予想を下回り、31となったことで、136円78銭から136円20銭まで反落。その後長期金利の上昇で、持ち直す。
海外市場は、米長期金利の上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは縮小した。東京は主として136円台の動きか。
※12月19日(月)欧米市場の相場関連動向データ結果
・24:00 米12月NAHB住宅市場指数 31(予想:34、11月:33)=ややドル売り
FRB高官はインフレが依然高過ぎ、歴史的にも大幅な利上げにもかかわらずインフレの鈍化ペースは想定以上に遅いとの見解。引き続きインフレ抑制の利上げが必要との見方で、最終的に利上げを終了する水準は想定されていた水準を若干上回る可能性も言及。
日米の金利差は、開く方向は変わらず、インフレ傾向はまだ収まりを明確には見せず、日米の金利差は拡大の方向にあることから、潜在的ドル買いは根強い。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、136円95銭でドルの買い持ちは67%と1%up。EUR/JPYは145円33銭時点でユーロの買い持ちは54%と1%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。