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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=132.60(12月26日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=132.60(12月26日)
- 2022/12/26
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:132円60銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:132円50銭-133円50銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:133円14銭-132円16銭-132円83銭(23日)
欧州市場は、オープニングでは、本日、後のNY市場で、米重要経済指標の発表を控えているため、小動きに終始した。
NY市場では、ドル円は、比較的にさほど悪くなかった米経済諸指標が発表されたことで、米10年債利回りが3.74%まで上昇し、それを受けて133.14円と本日再円安を付け、その後若干下げたが、ドル円は再び3円台直前まで買われ、ドル強含みの展開となった。
※NY市場の経済指標とイベント:12月23日
・米11月個人所得 前月比+0.4%(予想:+0.3%、10月:+0.7%)
・米11月個人消費支出(PCE) 前月比+0.1%(予想:+0.2%、10月:+0.8%)
・米11月コアPCE価格指数 前年比+4.7%(予想:+4.6%、10月:+5.0%)
・米11月耐久財受注速報値 前月比-2.1%(予想:-1.0%、10月:+1.1%)
・米11月新築住宅販売件数 64.0万戸(予想:60.0万戸、10月:63.2万戸)
・米12月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値 59.7(予想:59.1、速報値:59.1)
・米12月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値 4.4%(速報値:4.6%)
FRB高官はインフレが依然高過ぎ、歴史的にも大幅な利上げにもかかわらずインフレの鈍化ペースは想定以上に遅いとの見解。引き続きインフレ抑制の利上げが必要との見方で、最終的に利上げを終了する水準は想定されていた水準を若干上回る可能性も言及。
日米の金利差は、昨日の黒田総裁の金融政策修正発言で、一旦止まりそうなことから、円高がかなり進んだが、日米金利差によるドル買いは依然根強い。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、132円80銭でドルの買い持ちは64%と1%up。EUR/JPYは141円20銭時点でユーロの買い持ちは52%と1%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。