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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=130.45(1月4日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=130.45(1月4日)
- 2023/1/4
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:130円45銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:130円50銭-131円50銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:131円41銭-129円51銭-130円91銭(03日)
3日の22時時点では欧州外国為替市場でドル円は130.97円と20時時点(130.69円)と比べて28銭程度のドル高水準。ユーロドルは22時時点では1.0535ドルと20時時点(1.0530ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準で下げ渋り。ユーロ円は22時時点では137.98円と20時時点(137.62円)と比べて36銭程度のユーロ高水準、一時138円台を回復する場面があった。
NY市場では、ドル円は4日続落。一時129円51銭まで、円は買われたが、終値は130.91円と前営業日NY終値(131.12円)と比べて21銭程度のドル安水準だった。オセアニアやアジア、北米などが休場で商いは低調だった。
FRB高官はインフレが依然高過ぎ、歴史的にも大幅な利上げにもかかわらずインフレの鈍化ペースは想定以上に遅いとの見解。引き続きインフレ抑制の利上げが必要との見方で、最終的に利上げを終了する水準は想定されていた水準を若干上回る可能性も言及されていたが、インフレがやや落ち着きを見せてきたことで、米金利の利回りが下がり、思いのほか、ドルが売られたが、不安定な状況。
日米の金利差は、一昨日の黒田総裁の金融政策修正発言で、一旦止まり、円高がかなり進んだが、日米金利差によるドル買いは根強い。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、131円19銭でドルの買い持ち62%と2%down。EUR/JPYは138円30銭時点でユーロの買い持ちは51%と1%down。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。