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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=132.00(1月6日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=132.00(1月6日)
- 2023/1/6
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:132円00銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:133円10銭-134円10銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:131円69銭-134円05銭-133円41銭(05日)
総括:全般に好結果の米経済指標を受けて、ドル買い再燃、米短期金利上昇!
欧州外国為替市場でドル円は引き続きドルが底堅い動き。ユーロドルは上値が重い。22時時点では1.0599ドルと20時時点(1.0618ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。
NY市場では、ドル円はドルが続騰。22時時点では132.76円と20時時点(132.48円)と比べて28銭程度のドル高水準で始まったが、米10年債利回り3.77%まで上昇し、ドルはさらにしぶとく買い上がって133円台後半へ。
※NY市場の経済指標とイベント(1月5日)
・米12月ADP雇用統計:23.5万人(予想:+15.0万人、11月:+12.7万人)=ドル買い
・米週次新規失業保険申請件数:20.4万件(予想:22.5万件、前回:22.5万件)
・米11月貿易収支 -$615億(予想:-$632億、10月:-$782億)=ドル買い
・カナダ11月貿易収支 -CAD0.4億(予想:+CAD16.0億、10月:+CAD12.1億)
・米12月サービス業PMI改定値 44.7(予想:44.4、速報値:44.4)=ドル買い
FRBは12月開催分のFOMC議事録を公表し、その中で、インフレが容認できないほど高く、インフレリスクが鍵を握る要因と見ていることが明らかになった。また、「歴史は、時期尚早の緩和政策への転換を警告している」と強調。さらに、労働市場は非常に強く、23年に利下げが適切と考えているメンバーはいないことも分かり想定通りタカ派色を維持する結果となり、ドルの底値が堅いことが確認された。
日米の金利差は、先月の黒田総裁の金融政策修正発言で、一旦止まり、前々日は円高がかなり進んだが、日米金利差によるドル買いは根強く反騰した。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、133円46銭でドルの買い持ち65%と2%up。EUR/JPYは140円42銭時点でユーロの買い持ちは54%と1%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回われば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。