- Home
- 板垣哲史 本日の$/¥
- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=129.88(1月30日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=129.88(1月30日)
- 2023/1/30
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:129円88銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:129円70銭-130円70銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:130円27銭-129円50銭-129円85銭(27日)
今週の見通し:FRBが連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを実施する見込み
欧州市場では、27日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重いスタート。米10年債利回りは3.54%台へ上昇したが、ドル円は130円割れとなり、一時129.67円前後と、本日安値圏へ下押した。欧州債が利回りを上昇させて取引をスタートすると、ユーロ買い・ドル売りで反応。東京タイムにつけた高値1.0900ドルに迫った。
時間外取引の米長期金利の上昇を支援にドル高・円安が進んだものの頭打ち。米10年債利回りは3.54%台へ上昇したが、ドル円は130円割れとなった。一時129.67円前後。
01月27日(金)米国市場の経済指標とイベント
・12月個人所得前月比 +0.2%(予想:+0.2%、11月:+0.4%)
・12月個人消費支出(PCE) 前月比0.2%(予想:-0.1%、11月:+0.1%)
・12月コアPCE価格指数 前年比+4.4%(予想:+4.4%、11月:+4.7%)
・12月中古住宅販売成約指数 前月比+2.5%(予想:-1.0%、11月:-4.0%)
・1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値 64.9(予想:64.6、速報値:64.6)
・1月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値 3.9%(速報値:4.0%)
・1月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値 2.9%(速報値:3.0%)
27日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇などを手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行。前日の安値1.0851ドルを下抜けて一時1.0845ドルまで値を下げた。FRBが金融政策を判断するうえで重視している12月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)でコアは前年比4.4%上昇と市場予想通りの結果となり、米インフレの減速が確認された。総じて、米経済指標が、好結果の印象で、ドル円は130円を若干割れたものの下値が堅く129円85銭で終了。ダウは若干上昇となった。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。