- Home
- 板垣哲史 本日の$/¥
- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=131.06(2月10日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=131.06(2月10日)
- 2023/2/10
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:131円06銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:131円15銭-132円15銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:131円83銭-130円34銭-131円63銭(09日)
欧州外国為替市場では、時間外の米10年債利回りが3.58%台まで低下幅を拡大したことで、全般にドル売りが強まった。アジア時間に次期日銀総裁人事でタカ派のイメージがある山口元副総裁報道で急落した際の安値130.80円を下抜けて、130.75円まで本日安値を更新した。
米国市場の経済指標とイベント:02月9日(木)
・週次新規失業保険申請件数 19.6万件(予想:19.0万件、前回:18.3万件)米10年債利回り、3.6%割れ。=米金利下げ、ドル売られる。
・失業保険継続受給者数 168.8万人(予想:166.0万人、前回:165万人←165.5万人)=ドル売り
NY為替市場でも、米週次新規失業保険申請件数は予想を上回り、+19.6万件万件となった事で、ドルはさらに対円で一時130円56銭と弱含みの展開となった。
景気減速懸念が再燃し、10年債利回りは3.569%まで低下。3日来の低水準となった。ドルも軟調に推移。ドル・円は131円11銭から130円35銭まで下落した。ユーロ・ドルは1.0762ドルから1.0789ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2155ドルから1.2187ドルまで上昇し3日来の高値を更新。同時に米債券利回りが若干低下したことで、ダウは一時250ドル前後の小幅の上昇。しかし後場から行き過ぎたドル安の反動が起こり、10年債利回りの上昇と共に、引けは行って来いの131円半ばまで戻って終了。
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、131円41銭でドルの買い持ち46%と0%up。EUR/JPYは141円18銭時点でユーロの買い持ちは52%と0%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。