TSR：132円85銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：132円80銭-133円60銭
前日のUSD/JPY実績レンジ：131円83銭-133円87銭-133円60銭（10日）

相場展開基調：欧米外為市場では世界経済の減速見通しが緩和！ドル上昇！

10日の欧州外国為替市場では、植田日銀総裁の就任会見を受けて、当面大規模緩和を維持するとの見解で円売りが優勢となった。5月米連邦公開市場委員会（FOMC）での0.25%利上げ期待が再び高まった。ユーロドルは弱含み。ポンドドルは1.2350ドル、豪ドル米ドルは0.6622米ドルまで値を下げた。

10日のNY外為市場では、今週より、重要なインフレ指標、消費者物価指数（CPI）や生産者物価指数（PPI）、小売売上高の結果待ちで引き続き利上げ軌道を探る展開か。先週労働省が発表した雇用統計では失業率が予想外に低下、雇用者数も前月から伸びが鈍化したものの予想を小幅上回り、労働市場が引き続き堅調な証拠となった。5月の25BPの利上げを後押し。ドル買いを支援する気配。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、133円34銭でドルの買い持ち56%と2%up。EUR/JPYは145円00銭時点でユーロの買い持ちは60%と2%up。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。