TSR：134円23銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：134円50銭-133円50銭
前日のUSD/JPY実績レンジ：134円73銭-133円37銭-133円76銭（25日）

相場展開基調：弱い米経済指標で米金利低下、ドル下落！

25日の欧州外国為替市場でドル円は上値重い。22時時点では133.92円と20時時点(134.10円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下や、ダウ先物が軟調な動きが重しとなり、134.25円前後から133.80円台まで押し戻された。

ユーロドルは小幅安。独10年債利回りが2.43%台まで低下したことで、一時1.1010ドル台まで下値を広げた。ポンドドルも英10年債利回りが3.71%台まで低下したことで、一時1.2388ドルまで下値を広げた。ポンド円も165円台まで下値を広げた。

NY外為市場では、先々週の3月米消費者物価指数(CPI)、卸売物価指数(PPI)の発表以後、米金利の低下に対してドル円が連れ安に動いていたが、米金利の下げ止まらず、ずるずるとドル安になっていった。

米10年債利回りは一時3.51%台まで低下後、3.54%台まで戻したが、再び3.40%近辺まで売られた。ドル円は134.62円前後で取引され、日通し高値の134.73円に近い水準での取引が続いていたが、米金利の下げに合わせて134円を割り一時133円37銭まで売られた。

個人投資家のUSD/JPYのポジションは、133円90銭でドルの買い持ち56%と1%down。EUR/JPYは147円03銭時点でユーロの買い持ちは62%と0%down。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。