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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=135.10(5月15日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=135.10(5月15日)
- 2023/5/15
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:135円10銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:134円70銭-135円90銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:134円40銭-135円75銭-135円71銭(13日)
相場展開基調:引き続き地銀の動向を睨むほか、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策軌道を見極める展開。ドル次第に強含みの推移。
欧州外国為替市場でドル円は底堅い。米2・10年債利回りが上昇幅を拡大すると買いが再開し、ドル円は一時135.05円と本日高値を付けた。なお、4月米輸入物価指数は前月比で+0.4%と予想の+0.3%を若干上回ったが、相場への影響は限られた。欧州序盤からの売りが継続する形で一時1.0881ドルまで下値を広げ、4月11日以来、約1カ月ぶりの安値を付けた。
NY外為金融市場では、NY外為市場で長期金利上昇に伴うドル買いがしたいに優勢となった。米4月輸入物価指数は前月比+0.4%と4カ月ぶりのプラスに転じ、昨年5月以降ほぼ1年ぶりの高い伸び。米10年債利回りは3.46%以上となり、この日の高値まで、上昇した。ドル・円は135円05銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0896ドルから1.0881ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2520ドルから1.2492ドルまで下落し3日来の安値を更新。
05月12日(金)米金融市場の結果
・英1-3月期GDP速報値 前年比+0.2%(予想:+0.2%、10-12月期:+0.6%)
・米4月輸入物価指数 前月比+0.4%(予想:+0.3%、3月:-0.8%←-0.6%)
・米5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値 57.7(予想:63.0、4月:63.5)
・イエレン米財務長官 債務問題、議会の上限引き上げのみが解決策に
・ボウマンFRB理事 物価高と労働力ひっぱく根強ければ追加利上げ必要
・ナーゲル独連銀総裁 「ECB夏以降も利上げ継続必要な可能性」
個人投資家のUSD/JPYのポジションは、135円71銭でドルの買い持ち60%と1%up。EUR/JPYは147円24銭時点でユーロの買い持ちは61%と0%up。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。