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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=138.80(5月25日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=138.80(5月25日)
- 2023/5/25
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:138円80銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:138円60銭-139円60銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:138円23銭-139円39銭-139円38銭(22日)
相場展開基調:債務上限関連のヘッドラインに警戒しつつ、5月FOMC議事要旨に要注目か。ドル・円138.95円年初来ドル高値、ドル買い強まり、米長期金利上昇に転じる。
24日の欧州外国為替市場でユーロ円は一転下落。欧州株が下げ幅を拡大したうえ、時間外のダウ先物も弱含むと一転して売りが優勢に。一時148.84円まで下げ足を速めた。また、ポンド円は171.23円、豪ドル円は90.86円、NZドル円は84.70円まで下げるなど、クロス円は総じて軟調に推移した。3.72%台まで上昇していた時間外の米10年債利回りが3.67%台まで一転低下するなか、ドル円は、138.73円を戻り高値に138.40円台まで上値を切り下げた。
ニューヨーク外為市場では、5月のFOMCで、利上げが打ち止めになる可能性が示唆されており、議事要旨での議論に注目したい。債務不履行懸念を受けたドル売りと、利上げ継続の思惑を受けたドル買いの攻防。ドル・円は138円34銭から138円95銭まで上昇し年初来のドル高・円安値を更新した。ユーロ・ドルは朝方付けた高値1.0801ドルから1.0764ドルまで反落。ポンド・ドルは1.2415ドルから1.2360ドルまで下落し4/17来の安値を更新した。(FOMC)議事要旨(5月2-3日会合分)にも注目。
05月24日の欧米金融市場の金融データ動向
・英4月消費者物価指数 前年比+8.7%(予想:+8.2%、3月:+10.1%)
・英4月生産者物価指数産出 前年比+5.4%(予想:+5.8%、3月:+8.7%)
・独5月IFO企業景況感指数 91.7(予想:93.1、4月:93.6)
・ウォラー米FRB理事討論会参加(経済見通し)
・米財務省・5年債入札
・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁開会あいさつ(ECB設立25周年会合)
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(5月2-3日会合分) [FRB高官の6月FOMCでの追加利上げの見方分かれる}
・【FOMC議事録】「賃金の伸びは高過ぎ」、「商業不動産は銀行のリスクに」、「金融状況は3月初旬に比べ改善」、「ほぼ全高官はインフレ見通しで上方を予想」
・債務上限交渉、共和党交渉者「合意には程遠い」
・マッカーシー下院議長は大統領と22日以降協議していないが、「債務上限協議は建設的」と言及
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。