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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=139.20(6月2日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=139.20(6月2日)
- 2023/6/2
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:139円20銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:138円25銭-139円25銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:139円95銭-138円45銭-138円81銭(01日)
相場展開基調:債務上限引き上げをめぐりバイデン大統領とマッカーシー下院議長は原則合意に達した。ドル急落の懸念は払しょくされたが、頭は重そうだ。米国の5月雇用統計までは動きにくいか。なお、シンガポール市場も休場なことで、アジア時間の流動性は低下しそうだ。
1日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。一時1.0715ドルまで本日高値を更新するなど、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の発言も有って、ユーロ買いの流れが続き、一時1.0715ドルまで本日高値を更新した。ドル円は伸び悩み。米金利の上昇が一服したことに伴い、対欧州通貨などを中心にドルが戻り売りに押された影響を受け、17時前につけた139.95円の高値から138.50円台まで押し戻された。
ニューヨーク外国為替市場でドル円は4日続落。5月ADP全米雇用報告が予想より強い結果となったことを受けて139.86円付近まで上昇したものの、すぐに失速。米利上げ期待が後退するなか、米長期金利が低下すると売りが優勢となった。5月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が予想を若干下回る結果だったことが伝わると、一時138.45円まで下げ足を速めた。その後、持ち直したが戻りは鈍く、138円台後半を中心としたもみ合いとなり終了。
06月01日(木)の米国金融市場の為替、金融動向の結果
・21:15 米5月ADP雇用統計 +27.8万人(予想:+17.0万人、4月:+29.6万人)
・21:30 米先週分新規失業保険申請件数 23.2万件(予想:23.5万件、前回:22.9万件)
・21:30 米1-3月期非農業部門労働生産性改定値 前期比年率-2.1%(予想:-2.4%、速報値:-2.7%)
・22:45 米5月製造業PMI改定値 48.4(予想:48.5、速報値:48.5)
・23:00 米5月ISM製造業景況指数 46.9(予想:47.0、4月:47.1)
・23:00 米4月建設支出 前月比+1.2%(予想:+0.2%、3月:+0.3%)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。