- Home
- 板垣哲史 本日の$/¥
- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=139.33(6月5日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=139.33(6月5日)
- 2023/6/5
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:139円33銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:139円05銭-140円05銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:138円60銭-140円07銭-139円96銭(02日)
相場展開基調:債務上限引き上げをめぐりバイデン大統領とマッカーシー下院議長は原則合意に達した。ドル急落の懸念は払しょくされたがナーバスな動き。
2日の欧州外国為替市場で5月米雇用統計は非農業部門雇用者数変化が33.9万人増と市場予想の19.0万人増を大きく上回った一方、失業率は3.7%と市場予想(3.5%)より弱い結果となったが、発表直後は139.45円まで上昇した後に138.80円台まで失速するなど荒い値動きとなり、次第に米金利の上昇に伴って買いが優勢となった。
ニューヨーク外国為替市場で5月米失業率が予想より弱い結果となったことを受けてドル円は一時140円直前まで上昇したものの、すぐに失速。米利上げ期待が一旦やや後退したが、米長期金利が上昇すると140円割れでもみ合いとなった。その後、米2・10年債利回りがいずれも上昇幅を広げるとドル高がキープされ、ユーロドルは1.0705ドルまで本日安値を更新した。また、ドル円は140円07銭まで一時上値を伸ばしたが、139円96銭で終了するというドル強含みの動きとなった。
06月02日(金)の米国金融市場の為替、金融動向の結果
・米5月非農業部門雇用者数 +33.9万人=ドル買い(予想:+19.5万人、4月:+29.4万人←+25.3万人)
・米5月平均時給 前年比+4.3%(予想:+4.4%、4月:+4.4%)
・米5月失業率 3.7%(予想:3.5%、4月:3.4%)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。