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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=139.45(6月13日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=139.45(6月13日)
- 2023/6/13
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:139円45銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:139円00銭-139円80銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:139円64銭-139円27銭-139円60銭(12日)
相場展開基調:本日と明日開催される連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ停止の思惑も強いが、追加利上げの思惑も存続。動きづらい展開か!FOMC声明やパウエルFRB議長の会見がタカ派的であれば上放れ、ハト派的ならば下放れの可能性が高まることになる。
【欧州外為金融市場概況】
欧州市場で前週末NY時間安値の139.03円付近がサポートとして意識されると、いったんは139.40円台まで買い戻しが入ったが、その後は米金利の低下幅拡大などに伴って再び安値圏まで押し戻された。他のクロス円も失速。
手掛かり材料に乏しい中で株価にらみの動きが続いており、ポンド円は175.77円の高値から174.89円まで反落。スイスフラン円も154.76円の高値から153.69円まで反落した。ドル円はさえない。クロス円の失速や米金利の上昇幅縮小なども重しとなり、139.07円まで本日安値を更新した。
しかし、欧州中央銀行(ECB)は今週予定されている定例理事会で25BPの利上げを予定しており、ユーロも底型く推移か。日銀も今週の金融政策決定会合で大規模緩和を維持する見通しで円売りは継続すると見られる。
【米国市場の為替相場動向】
12日NY市場で、NY外為市場ではドルが底堅く推移した。今週予定されている連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ停止の思惑も強いが、年内あと1回の利上げ観測も根強い。ドル・円は139円10銭から139円33銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0770ドルで伸び悩んだ。ポンド・ドル1.2596ドルから1.2542ドルまで下落した。5月消費者物価指数(CPI)を待つ!
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。