TSR：141円83銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：141円20銭-142円20銭
前日のUSD/JPY実績レンジ：141円28銭-142円36銭-141円89銭（21日)

相場展開基調：FRBのパウエル議長は半期議会証言で、コアインフレを抑制するために一段の金利が一段と高くなる必要があると再表明する。ドル再び上昇、米金利下落。

【欧州市場の為替金融相場動向】米10年債利回りが再び上昇すると次第に買いが強まり、142.04円付近まで持ち直す場面も見られた。23時から予定されているパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の半期に一度の議会証言の事前原稿内容が報じられ、「インフレ率を2%に戻すにはまだ長い道のり」「金利は年末までに幾分高くなると当局者は見ている」=再びドル買い、米金利上昇。

【米国市場の為替金融相場動向】パウエル米FRB議長半期議会証言(下院金融委員会)「当局者は年末まで金利がいくらか高くなると予想」「コアインフレ抑制のため金利が一段と高くなる必要」で再びドル強含み。FRBのタカ派姿勢の再表明で、金利やドルは引き続き上昇か。米国債相場は軟調。10年債利回りは3.74%から3.77%まで上昇した。ドルもじり高に推移。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格（TSR）を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。