TSR：144円10銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：144円10銭-145円10銭
前日のUSD/JPY実績レンジ：144円65銭-143円55銭-144円11銭（06日）

相場展開基調：ダウ一時500ドル超安、米株続落、FRBの追加利上げ観測強まる。ISMが発表した6月ISM非製造業景況指数は53.9と、5月50.3から予想以上に上昇し、2月来で最高となった。ドル反転。

【欧州外国為替市場概況】6日の欧州外国為替市場でドル円は一転上昇。ドル売りが進む中で21時過ぎには一時143.64円付近まで値を下げたが、6月ADP全米雇用報告が+49.7万人と予想の+22.8万人を大きく上回ったことが伝わると、米・中長期金利の上昇とともに急反発。一時144.34円付近まで買い上げられている。なお、米10年債利回りは一時4.0491%と3月3日以来の高水準を付けた。ユーロドルは失速。

【米国市場の為替金融相場動向】強い消費、雇用関連指標を受けた追加利上げ観測が強まり米国債相場は続落。10年債利回りは4.06%まで上昇し3月来の高水準となった。ドル買いも一段と強まりドル・円は144円51銭まで上昇。ユーロドルは1.0900ドルから1.0845ドルまで下落した。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格（TSR）を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。