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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=139.29(7月13日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=139.29(7月13日)
- 2023/7/13
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:139円29銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:138円05銭-139円05銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:140円37銭-138円21銭-138円52銭(12日)
相場展開基調:低下基調となった米金利を眺めて全般ドル売りが進む。
【欧州外国為替市場概況】12日の欧州外国為替市場でドル円は売り一時的。6月米消費者物価指数(CPI)や同コア指数がいずれも市場予想を下回る結果となり、米金利の低下とともにドル売りが先行。米10年債利回りが3.88%台まで低下するなか、一時138.78円と6月9日以来の安値を更新した。しかし、一巡後は米10年債利回りが3.92%台まで低下幅を縮小。ドル円も139.40円台まで一時買い戻しが入ったが、続かず138円半ばまで下げる。
【米国市場の為替金融相場動向】NY外為市場でドル売りが一段落した。ドル・円は138円78銭まで下落し6月9日来の安値を更新後、139円台を回復。しかし、朝方発表された米6月消費者物価指数(CPI)が予想以上に伸び鈍化を示したため連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が緩和し金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。
【7月12日(水)欧米市場の金融市場の結果】
・米6月消費者物価指数 前年比+3.0%(予想:+3.1%、5月:+4.0%)
・米6月消費者物価コア指数 前年比+4.8%(予想:+5.0%、5月:+5.3%)
・米6月消費者物価指数 前月比+0.2%(予想:+0.3%、5月:+0.1%)
・米6月消費者物価コア指数 前月比+0.2%(予想:+0.3%、5月:+0.4%)
・21:30 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演(インフレ関連)
・22:45 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁討論会参加(銀行支払能力と金融政策)
・02:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁討論会参加(金融包摂関連)
・02:00 米財務省・10年債入札
・03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
・05:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演(新決済システムFedNow関連)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。