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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=138.40(7月19日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=138.40(7月19日)
- 2023/7/19
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:138円40銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:138円50銭-139円50銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:139円14銭-137円70銭-138円84銭(18日)
相場展開基調:中国が景気刺激策の導入を見送り、新興国の多くが緊縮財政を維持し、欧米諸国の中央銀行が金融引き締め策を続けた場合、インフレ抑制が期待されるものの、世界経済の先行き不透明感は一段と強まりそうだ。この場合、日本銀行は現行の金融緩和策を修正することは極めて困難となり、ドル高・円安の状態が長く続く可能性がある。
【欧州外国為替市場概況】18日の欧州外国為替市場でドル円は荒い値動き。6月米小売売上高が予想より弱い結果となり、米金利の低下とともに一時137.70円まで本日安値を更新した。その後は米金利の動向に上下に振らされる荒い値動きに。
【米国市場の為替金融相場動向】ニューヨーク外為市場では発表された米経済指標が予想以上に好結果であったことを受けて、ドルの買い戻しの流れた徐々に強くなってきた。7月連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)が25BPの利上げを実施することをほぼ織り込みドルの底堅い展開。
【主要国の本日発表された経済データ等】
・米6月小売売上高 前月比+0.2%(予想:+0.5%、5月:+0.3%)
・カナダ6月消費者物価指数 前年比+2.8%(予想:+3.0%、5月:+3.4%)
・米6月鉱工業生産 前月比-0.5%(予想:0.0%、5月:-0.2%)(予想を下回り2カ月連続のマイナス)=ドル買いは後退
・米6月設備稼働率 78.9%(予想:79.5%、5月:79.6%)(21年10月来で最低)
・米7月NAHB住宅市場指数 結果56(予想56、6月:55)
・米5月企業在庫 前月比+0.2%(予想:+0.2%、4月:+0.2%)
・バー米FRB副議長(銀行監督担当)講演(公正融資関連)
・米5月対米証券投資収支(ネット長期有価証券) +258億ドル(4月:+1278億ドル)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。