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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=141.68(8月1日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=141.68(8月1日)
- 2023/8/1
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:141円68銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:140円55銭-141円55銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:140円69銭-142円68銭- 142円29銭(31日)
相場展開基調:31日のNY外為市場では、米7月シカゴ購買部協会景気指数や連邦準備制度理事会(FRB)が四半期ごとに公表する上級融資担当者調査に注目が集まる。9月は、もし正当化されれば追加利上げを実施するもしくは、見送る方針で、今週発表の雇用統計を含め、今後のデータ動向に注目が集まる。
【欧州外国為替市場概況】31日の欧州外国為替市場でドル円は買い一服。ユーロ円は、本日安値からすでに1.8円上昇していることもあり、一巡後はやや伸び悩んでいる。ユーロドルは下値が堅い。4-6月期ユーロ圏域内総生産(GDP)速報値が予想を上回ったことなども支えに1.1040ドルまで小幅ながら値を上げた。
【NY為替金融情報】3月にシリコンバレー銀(SVB)などの中堅行の破綻を受け金融市場への不安は根強い。FRBの急速な利上げを受け同調査では引き続き融資基準の厳格化が予想されている。信用のひっ迫はいずれ住宅市場や消費にも影響を与え、景気の抑制に繋がると警戒される。FRBは与信のひっ迫による影響は不透明と指摘している。
【主要国の発表された経済データ等】
・中7月製造業PMI 49.3(予想:48.9、6月:49.0)
・中7月非製造業PMI 51.5(予想:53.0、6月:53.2)
・ユーロ圏4-6月期GDP速報値 前年比+0.6%(予想:+0.5%、1-3月期:+1.1%)
・ユーロ圏7月消費者物価指数速報値 前年比+5.3%(予想:+5.2%、6月:+5.5%)
・米7月シカゴ購買部協会景気指数 42.8(予想:43.5、6月:41.5)
・米7月ダラス連銀製造業活動指数 ‐20.0(予想:-22.5、6月:-23.2)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。