- Home
- 板垣哲史 本日の$/¥
- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=142.98(8月4日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=142.98(8月4日)
- 2023/8/4
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:142円98銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:142円15銭-143円15銭
前日のUSD/JPY実績レンジ:142円07銭-143円89銭- 142円54銭(3日)
相場展開基調:本日の東京外国為替市場のドル円は、米国債格下げによる下値を確認しつつ、臨時指し値オペに警戒しながら、今夜発表される米7月雇用統計を待つ展開となる。
【欧州市場の為替相場動向】3日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。4-6月期米単位労働コスト速報値や前週分の新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことを受けて売りが強まり、一時142.51円と本日安値を付けた。その後、もっとも、一段と売りを進める材料には乏しく、米10年債利回りが高水準を維持していることもあり下値は堅い動き。米指標発表後にドル売りが一時強まった場面ではユーロは1.0956ドルまで上昇したが、米金利上昇が重しとなるなど買いは続かなかった。
【米国市場の為替相場動向】NY外為市場では米長期金利上昇に伴い、ドル買いが再燃した。10年債利回りは4.177%まで上昇し昨年11月来の高水準。朝方発表された週次新規失業保険申請件数が増加したことや4-6月期単位労働コスト速報値の伸びが予想を下回ったため一時ドル売りが優勢となっていたこともありドル買いは仕掛けにくく、早朝は上値が重い展開になっている。
8月3日(木)
・米先週分新規失業保険申請件数 22.7万件(予想:22.5万件、前回:22.1万件)
・米4-6月期非農業部門労働生産性速報値 前期比年率+3.7%(予想:+2.2%、1-3月期:-2.1%)
・米4-6月期単位労働コスト速報値 前期比年率+1.6% (予想:+2.5%、1-3月期:+3.3%←+4.2%)
・米7月サービス業PMI改定値 52.3(予想:52.4、速報値:52.4)
・米7月ISM非製造業景況指数 52.7(予想:53.0、6月:53.9)予想下回る
・米6月製造業受注 前月比+2.3%(予想:+2.3%、5月:+0.3%)
・米6月耐久財受注改定値 前月比+4.6%(予想:+4.7%、速報値:+4.7%)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。