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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=144.17(8月14日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=144.17(8月14日)
- 2023/8/14
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:144円17銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:143円90銭-144円90円
前日のUSD/JPY実績レンジ:144円43銭-145円00銭-144円96銭(11日)
相場展開基調:11日のニューヨーク外為市場では米連邦準備制度理事会(FRB)の年内の追加利上げ観測がくすぶりドルの底堅い展開が続くと見る。
【欧州市場の為替相場動向】11日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。米7月卸売物価指数(PPI)が前年比+0.8%と発表され、予想の前年比+0.7%を上回り、米10年債利回りが4.15%台まで上昇したことで、一時144.83円前後まで強含みに推移した。予想を上回った米7月PPIを受けて、発表前の高値1.1005ドルから1.0966ドルまで下値を広げた。ポンドドルは、発表前の高値1.2739ドルから1.2682ドル前後まで弱含みに推移した。ユーロドルは弱含み。
【米国市場の為替相場動向】7月生産者物価指数(PPI)はFRBの懸念通り、サービスインフレが強く、予想以上に伸びが拡大。利上げ終了の思惑も後退し、ドル買いが再燃した。7月消費者物価指数(CPI)は6月に続きインフレ鈍化を示した。コアCPIは2年ぶりの低い伸びとなったため、利上げ終了期待が一時強まった。しかし、米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は結果が予想通りで、「まだ仕事がある」と追加利上げの可能性を示唆した。しかし、サービス支出が強く、全体指数を押し上げ。米連邦準備制度理事会(FRB)が懸念しているとおりサービスインフレが依然鈍化せず、利上げ終了の思惑が後退した。同月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値は2.9%と、予想外に7月3.0%から低下し、3月来で最低となり、ドル買い。
08月11日(金)経済指標等
・英4-6月期GDP速報値、1年強ぶりの強さ
・米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁「まだやるべきことがある」
・米8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値 71.2(予想:71.3、7月:71.6)
・米7月生産者物価指数 前月比+0.3%(予想:+0.2%、6月: 0%←+0.1%)
・米7月生産者物価指数 前年比+0.8%(予想:+0.7%、6月: +0.2%←+0.1%)
・米7月生産者物価コア指数 前月比+0.3%(予想:+0.2%、6月:-0.1%←+0.1%)
・米7月生産者物価コア指数 前年比+2.4%(予想:+2.3%、6月: +2.4%)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。