TSR：145円12銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：144円80銭-145円80円
前日のUSD/JPY実績レンジ：144円66銭-145円58銭- 145円48銭（14日）

相場展開基調：NY外為市場で米長期金利上昇に連れドルは続伸した。ドル指数は一時103.45まで上昇し、7月来の高値を更新。米10年債利回りは4.217%まで上昇し、昨年11月来の高水準となった。

【欧州市場の為替相場動向】14日の欧州外国為替市場でドル円は年初来高値を更新。米2年債利回りが4.97%台まで上昇すると、ドルがほぼ全面高に。ドル円は、昨年11月以来となる145.58円まで上値を広げた。ユーロドルは弱含み。ドル円は介入警戒感もあり伸び悩んでいる一方で、ユーロドルが徐々に下げ幅を広げたことでユーロ円は158円82銭まで下がり小安く推移。

【米国市場の為替相場動向】14日のニューヨーク外為市場では主要経済指標の発表はなかったが、長期金利の上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。インフレ調整後の実質金利が上昇。10年物は2009年来の高水準となっており、ドル買いに拍車をかけた。中国の大手不動産開発業者碧桂園(カントリーガーデン)の債務不履行リスクが同国経済のさらなる重しになるとの懸念も安全資産としてのドル買いにつながったようだ。

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格（TSR）を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。