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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=145.48(8月16日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=145.48(8月16日)
- 2023/8/16
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:145円48銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:144円85銭-145円95円
前日のUSD/JPY実績レンジ:145円11銭-145円87銭- 145円57銭(15日)
相場展開基調:NY外為市場で米長期金利上昇に連れドルは続伸した。ドル指数は一時103.45まで上昇し、7月来の高値を更新。米10年債利回りは4.217%まで上昇し、昨年11月来の高水準となった。引き続き本邦通貨当局のドル売り・円買い介入に警戒
【欧州市場の為替相場動向】15日の欧州外国為替市場でユーロドルはじり高。ユーロ円も一時上振れ。ドル円は伸び悩み。対欧州通貨でドルが下押すなか、ドル円もドル安推移。米10年債利回りは昨年11月以来の水準4.23%台まで上昇したものの、ダウ先物が240ドル安付近と軟調でリスク回避の円買い方向へ傾きやすかった。145.52円前後へ下押す場面があった。
【米国市場の為替相場動向】ニューヨーク外為市場では米経済のソフトランディング観測が強まり、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げが正当化されるとの見方にドルの底堅い展開が予想された。たとえ、利上げが終了しても、政策金利を当面、ピークで据え置くことが正当化されるとの見方が強まりつつある。米7月小売売上高は前月比+0.7%となった。伸びは6月+0.3%から予想以上に拡大。
8月15日(火)【経済指標】
・米7月小売売上高(除自動車)(前月比) +1.0%(予想:+0.4%、前回0.2%)
・米7月小売売上高(前月比) +0.7%(予想:+0.4%、前回:+0.2%)
・米7月輸出物価指数(前月比) +0.7%(予想:+0.2%、前回:-0.9%)
・米7月輸入物価指数(前月比) +0.4%(予想:+0.2%、前回-0.2%)
・米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数 -19.0(予想:-0.6、前回+1.1)
・米6月企業在庫(前月比) 0%(予想:+0.1%、前回:+0.2%)
・米8月NAHB住宅市場指数 50(予想:56、前回:56)
・米6月対米証券投資(短期債除く) 1959億ドル(前回:258億ドル)
・米6月対米証券投資 1478億ドル(前回:-1676億ドル)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。