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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=146.05(8月18日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=146.05(8月18日)
- 2023/8/18
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:146円05銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:145円35銭-146円35円
前日のUSD/JPY実績レンジ:145円62銭-146円48銭-145円93銭(16日)
相場展開基調:好調な米経済指標の発表が相次ぎドル買い、米金利上昇の流れに。ドル・円は昨年11月来のドル高・円安水準で日銀介入に警戒!
【欧州市場の為替相場動向】17日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重いスタート。中国の介入指示報道以来ドル売りが優勢となり145.67円まで下値を広げた。その後発表された前週分の新規失業保険申請件数と失業保険継続受給者数はまちまちの結果となったが、8月の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は市場予想-10.0が+12.0に上振れると、米金利が小幅に上昇。ドル円も一時145.90円台に乗せた。しかし、再び22時過ぎには145.65円まで下値を広げ上値が重い。ユーロドルは堅調。欧州利回りの上昇に伴いユーロドルは1.0918ドルまで強含んだ。ポンドドルは1.2783ドルまでじり高。
【米国市場の為替相場動向】ニューヨーク外為市場では米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げを織り込みドルの底堅い展開が予想される。ドル・円は日本の当局が介入を実施した水準となるため警戒感が強まり上値を追う勢いが鈍化する可能性がある。中国株式相場は下げ止まったが、不動産危機が影の銀行にも波及しており、動向に注視が必要。ドル・円は昨年11月来のドル高・円安水準で日銀介入の可能性に警戒!次の金利の決定に関しては、経済やインフレのデータ次第であることが再確認されており、今後発表される指標に注目される。市場は9月FOMCでの金利据え置きを予想しているが、11月には利上げを再開すると見ており、ドルも底堅く推移か。
08月17日(木)経済指標
・米先週分新規失業保険申請件数 171.6万人(予想:170.0万人、前回:168.4万人)
・米8月フィラ連銀製造業景況指数 +12.0(予想:-10.0、前回:-13.5)
・米7月景気先行指数 前月比-0.4%(予想:-0.4%、前回:-0.7%)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。