- Home
- 板垣哲史 本日の$/¥
- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=145.28(8月25日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=145.28(8月25日)
- 2023/8/25
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:145円28銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:145円25銭-146円25円
前日のUSD/JPY実績レンジ:144円60銭-145円96銭-145円84銭(24日)
相場展開基調:米追加利上げ観測根強くドル底堅く推移、ジャクソンホール会議開始。
【欧州市場の為替相場動向】24日の欧州外国為替市場でドル円はしっかり。欧州勢の本格参入後も米金利上昇を手掛かりにしたドル買いの流れが継続した。米10年債利回りが4.23%台まで上昇するなか、一時145.96円まで上値を伸ばした。ユーロドルは弱含み。全般にドル買いの流れが強まったことに伴い、22時前には1.0814ドルまで本日安値を更新した。
【米国市場の為替相場動向】24日のニューヨーク外為市場では、ジャクソンホールで米カンザスシティー連銀主催の年次会合開催で、米国債相場動向を睨む展開。米8月PMIは予想以上に悪化し、特に製造業は4カ月連続の50割れで依然景気後退域にある。が、総合PMIは活動の拡大域をかろうじて維持しており、ドル買い材料になると見られる。さらに、新規失業保険申請件数も依然低水準を維持し、米国の労働市場の強さが再確認されているが、欧米のPMIが予想以上に落ち込み、追加利上げ観測がやや後退。
8月24日(木)【欧米市場の経済指標等】
・21:30 米先週分新規失業保険申請件数 23万件(予想:24.0万件、前回:23.9万件)
・21:30 米7月耐久財受注 前月比-5.2%(予想:-4.0%、6月:+4.6%)
・21:30 米7月シカゴ連銀全米活動指数 +0.12(予想:-0.22、6月:-0.32)
・23:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁TVインタビュー
「FRBは当面、引き締め策を維持すべき」だが、「利上げ終了も示唆」
・24:15 コリンズ米ボストン連銀総裁オンライン講演
・米カンザスシティー連銀主催「ジャクソンホール会議」(26日まで)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。