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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=146.05(8月31日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=146.05(8月31日)
- 2023/8/31
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:146円05銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:145円50銭-146円50円
前日のUSD/JPY実績レンジ:145円56銭-146円54銭- 146円24銭(30日)
相場展開基調:NY外為市場はFRBの利上げ終了の思惑強まり、対円以外ドル続落。
【欧州市場の為替相場動向】30日の欧州外国為替市場でドル円は軟調。8月米ADP全米雇用報告や4-6月期米国内総生産(GDP)改定値が相次いで予想より弱い結果となったことを受け、ドルは売られた。ユーロドルは堅調。8月独消費者物価指数(CPI)速報値の前年比が予想を上回ったほか、米経済指標が相次いで弱い結果となったことを受けてドル売りが強まった。
【米国市場の為替相場動向】ニューヨーク外為市場では米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了の思惑が一段と強まり、ドル売りにつながった。また、独8月消費者物価指数速報値が予想を上回り欧州通貨が上昇したこともドル売りを強めた。パウエル議長が労働市場の需給状況を判断するために注目している最新のJOLT求人件数が予想以上に減少。2年ぶりの低水準となった。米国の雇用関連指標が予想を下回ったほか、4-6月期GDP改定値も前期比年率+2.1%と、速報値+2.4%から予想外に下方修正された。
8月30日(水)【欧米市場の経済指標動向及び要人発言】
・独8月消費者物価指数速報値 前年比+6.1%(予想:+6.0%、7月:+6.2%)
・米8月ADP雇用統計 +17.7万人(予想:+19.5万人、7月:+37.1万人←+32.4万人)
・米7月卸売在庫速報値 前月比-0.1%(予想:-0.3%、6月:-0.7%←-0.5%)
・米4-6月期GDP改定値 前期比年率+2.1%(予想:+2.4%、速報値:+2.4%)
・米4-6月期個人消費改定値 前期比年率+1.7%(予想:+1.8%、速報値:+1.6%)
・米8月前渡商品貿易収支 -912億ドル(予想:-900億ドル、7月-888億ドル←-878億ドル)
・米7月中古住宅販売成約指数 前月比+0.9%(予想:-1.0%、6月:+0.3%)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。