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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=145.80(9月1日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=145.80(9月1日)
- 2023/9/1
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:145円80銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:145円50銭-146円20円
前日のUSD/JPY実績レンジ:146円25銭-145円35銭- 145円54銭(31日)
相場展開基調:【NY為替オープニング】米雇用統計の弱い結果を警戒しドル上値限定的か!結果:株まちまち・金利低下・円高・ユーロ安。
【欧州市場の為替相場動向】31日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。7月米個人消費支出(PCE)が予想を上回ったほか、7月米PCEコア・デフレーターは前月比・前年比ともに予想通りの伸びとなった。ドル円は発表直後に145.63円まで下押した後に146.07円付近まで反発した。ユーロドルは上値が重い。公表された欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨を受けて早期利上げ期待が後退、一時1.0858ドルまで売られた。その後1.0880ドル台まで戻すも、米経済指標を受けたドル買いが重しとなって1.0860ドル台まで再び押し戻された。
【米国市場の為替相場動向】ニューヨーク外為市場では月末で調整色が強い相場が想定される。同時に、明日発表が予定されている雇用統計を睨む展開か。弱い8月雇用統計を警戒しドルの上値が抑制される可能性がある。最近の予想を下回る経済指標を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了の思惑も強まった。
8月31日(木)
・中8月製造業PMI 49.7(予想:49.2、7月:49.3)
・中8月非製造業PMI 51.0(予想:51.2、7月:51.5)
・ボスティック米アトランタ連銀総裁講演・討論会参加(南ア中銀主催会合)
「引き締め過ぎ、不必要な経済的痛みをもたらすリスク回避を」
・独8月失業率 5.7%(予想:5.7%、7月:5.6%)
・ユーロ圏8月消費者物価指数速報値 前年比+5.3%(予想:+5.1%、7月:+5.3%)
・ユーロ圏7月失業率 6.4%(予想:6.4%、6月:6.4%)
・欧州中央銀行(ECB)7月理事会議事要旨
「全メンバーは25BPの利上げを支持」
「スタグフレーション懸念が指摘」
「賃金スパイラルリスクは抑制」
「2%も目標達成は25年までに」
・米先週分新規失業保険申請件数 22.8万件(予想:23.5万件、前回:23.2万件)
・米失業保険継続受給者数 172.5万人(予想:170.6万人、前回:169.7万人)
・米7月コアPCE価格指数 前年比+4.2%(予想:+4.2%、6月:+4.1%)
・米7月個人所得 前月比+0.2%(予想:+0.3%、6月:+0.3%)
・米7月個人消費支出(PCE) 前月比+0.8%(予想:+0.7%、6月:+0.6%←+0.5%)
・コリンズ米ボストン連銀総裁講演(コミュニティーカレッジ関連)
・米8月シカゴ購買部協会景気指数 48.7(予想:44.2、7月:42.8)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。