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- 板垣哲史 本日の$/¥
- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=146.25(9月5日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=146.25(9月5日)
- 2023/9/5
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:146円25銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:145円90銭-146円90円
前日のUSD/JPY実績レンジ:146円02銭-146円50銭-146円47銭(04日)
相場展開基調:4日は米国レーバーデーの祝日で、NY市場は主に為替以外休場。
【欧州市場の為替相場動向】4日の欧州外国為替市場でドル円は動意が鈍い。株高を背景としたリスクオンの円売りも一服し、146.46円を頭に146.40円を挟んで小動きとなった。ユーロ円や独債利回りの上昇も支えにやや買い戻しが優勢となったものの、1.0807ドルを高値に伸び悩み1.08ドル前後でこう着。NY勢が不在とあって本日高値圏での方向感を欠いた動きが続いた。
【米国市場の為替相場動向】4日は米市場がレーバーデーの祝日で、株式・債券市場が休場となり、手がかりが乏しく動意に欠ける相場展開。為替市場は、開いているが、小動き。先週末に発表された8月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を上回るも前月分は下方修正された。また、失業率や平均時給は予想よりも悪化した。ドル円は米雇用統計の発表直後こそ売りに押されたが、その後の8月米製造業PMI改定値や8月米ISM製造業景気指数などが予想を上回る結果になったこともあり、米長期金利の上昇に伴いドル円も急速に買い戻されたまま。
引き続き11月か12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で1回の利上げを実施するとの見方が優勢となっている。9月FOMCでの金利据え置きは織り込み済みで、13日に発表予定の8月米消費者物価指数(CPI)など米経済指標を確認しながら年内の追加利上げがあるかどうかを見極める展開が続きそうだ。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。