TSR：147円42銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：147円10銭-148円10円
前日のUSD/JPY実績レンジ：147円06銭-147円78銭-147円65銭（05日）

相場展開基調：本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性に警戒する展開が予想される。ドル・円は主に147円台で推移か、米長期金利下げ渋りでドル売り拡大の可能性低い！

【欧州市場の為替相場動向】6日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩む。ドル円は147.02円まで下押し後、欧州タイムに入ると買い戻しが優勢となったが、147.60円近辺を戻り高値に米長期金利が再び低下した動きも重しに147.30円近辺に押し戻された。ユーロドルは小動き。クノット・オランダ中銀総裁の発言を手がかりにつけた1.0748ドルを高値に伸び悩むも、米長期金利の低下を支えに1.0740ドル前後で底堅い動き。

【米国市場の為替相場動向】米商務省が発表した7月貿易収支は-650億ドルと、貿易赤字は6月637億ドルから拡大も予想程拡大しなかった。6月分も655億ドルから637億ドルに下方修正された。米国債相場は堅調。10年債利回りは4.25%前後で推移した。ドルは底堅く推移。ドル・円は147円02銭から147円82銭へじり高推移。ユーロドルは1.0749ドルから一時1.0703ドルへじり安推移した。

9月6日(水)
・21:30　米7月貿易収支　-650億$(予想：-680億$、6月:-655億$)
・21:30　カナダ7月貿易収支　-9.9億カナダ$(予想:-36.5億加$、6月:-37.3億加$)
・22:45　米8月サービス業PMI改定値　50.5(予想：51.2、速報値：51.0)
・23:00　カナダ中銀が政策金利発表　5.00%(予想5.00%に据え置き)
・23:00　米8月ISM非製造業景況指数　54.5(予想：52.5、7月：52.7)=ドル買い
・03:00　米地区連銀経済報告(ベージュブック)=追加利上げ観測が弱まる
・04:00　ローガン米ダラス連銀総裁地域イベント参加

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格（TSR）を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。