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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=147.34(9月14日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=147.34(9月14日)
- 2023/9/14
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:147円34銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:146円95銭-147円75円
前日のUSD/JPY実績レンジ:147円09銭-147円59銭-147円45銭(13日)
相場展開基調:本日のニューヨーク為替金融市場で、米国のみならず、各国中銀の利上げが長引く可能性が示唆。ドルやや強含み。
【欧州市場の為替相場動向】13日の欧州外国為替市場でユーロドルはじり安。独10年債利回りが小幅に上昇するなか、7月ユーロ圏鉱工業生産が予想以上のマイナスとなったことのユーロへの悪影響はさほど大きくなかった。しかし「ドイツが2023年のGDP見通しを最大0.3%のマイナスへ修正(※4月時点予想+0.4%)」とのニュースが流れると下値を探る動きに。一時1.0729ドルまで下げた。ドル円は底堅い。20時時点では147.38円と17時時点(147.26円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。軟化したユーロに対するドル強含みもあって一時147.44円前後と、本日高値圏を回復した。欧州中央銀行(ECB)はインフレや経済見通しを引き上げるとの関係筋の話が報じられ、明日の理事会での利上げ観測が強まった。
【米国市場の為替相場動向】ニューヨーク外為市場では8月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想以下の4.3%となり、年内の追加利上げは、ほぼ消えた。米経済指標、米財政収支共に順調な結果で、ドル強含み。
9月13日(水)
・英7月鉱工業生産 前月比-0.7%(予想:-0.7%、6月:+1.8%)
・英7月貿易収支 -140.6億ポンド(予想:-159.00億ポンド、6月:-154.55億ポンド)
・ユーロ圏7月鉱工業生産 前月比-1.1%(予想:-0.8%、6月:+0.5%)
・米8月消費者物価指数 前年比+3.7%(予想:+3.6%、7月:+3.2%)
・米8月消費者物価コア指数 前年比+4.3%(予想:+4.7%、7月:+4.7%)=利上げは消え利下げか?
・米8月消費者物価指数 前月比+0.6%(予想:+0.6%、7月:+0.2%)
・米8月消費者物価コア指数 前月比+0.3%(予想:+0.2%、7月:+0.2%)
・米財務省30年物国債入札 最高落札利回りは4.345%と2011年来で最高となった。テイルはプラス1BP
・米8月財政収支 893億ドル(予想:-2300億ドル、22年8月:-2195.96億ドル)予想外の黒字!!
・ECB、ユーロ圏インフレ率が来年3%超に高止まりと想定
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。