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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=147.72(9月19日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=147.72(9月19日)
- 2023/9/19
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:147円72銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:147円05銭-148円05円
前日のUSD/JPY実績レンジ:147円88銭-147円56銭-147円59銭(18日)
相場展開基調:米9月ミシガン大学消費者信頼感指数や期待インフレ率が低下ドル反落
【欧州市場の為替相場動向】18日の欧州外国為替市場でドル円は小幅高。米10年債利回りが4.35%付近で高止まりしていることで、147.70円付近での底堅い展開が続いた。ユーロドルは小安い。明日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、1.0660ドル前後での動意に乏しい展開が続いた。カジミール・スロバキア中銀総裁は「先週の利上げが最後の可能性があるものの、来年3月まで物価動向を見極める必要があり、追加利上げの可能性は排除できない」と述べた。ユーロ円は、157.40円台での動意に乏しい展開が続いた。
【米国市場の為替相場動向】NY外為市場でドルは上昇した。原油価格の上昇や連邦公開市場委員会(FOMC)を控え米国債相場は下落。NY原油先物は92.33ドルまで上昇し、年初来高値を更新した。米10年債利回りは4.33%から4.36%まで上昇。ドル円は147円56銭から一時147円75銭まで上昇。ユーロドルは1.0669ドルから一時1.0655ドルまで下落後、1.0699まで戻した。ポンド・ドルは1.2375ドルまで一時下落。
コア指数が想定通り鈍化基調にあることから、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置き、さらなるインフレや景気動向を見極めていくとの見方に変わりはない。しかし、年内の追加利上げ観測も根強く、インフレが加速した場合、ピーク金利の引き上げの可能性も捨てきれない。
9月18日(月)【欧米市場の為替相場、経済指標とイベント】
・米9月NAHB住宅市場指数 45(予想:49、8月:50)
・米7月対米証券投資収支 +88億ドル(ネット長期有価証券)(6月:+1959億ドル)
・米7月対米証券投資全体 +1406億ドル(6月:+1379億ドル←+1478億ドル)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。