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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=147.72(9月20日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=147.72(9月20日)
- 2023/9/20
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:147円72銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:147円50銭-148円20円
前日のUSD/JPY実績レンジ:147円51銭-147円92銭-147円86銭(19日)
相場展開基調:原油高、FOMC控えドル底堅く推移
【欧州市場の為替相場動向】19日の欧州外国為替市場でドル円は小幅高。米10年債利回りが4.35%台まで上昇したことで、147.80円前後まで強含みに推移した。8月米住宅着工件数は市場予想より弱い結果となった一方、同建設許可件数は予想を上回るなど、米住宅関連指標は強弱まちまちな内容だった。ユーロドルは小安い。ポンドドルは一時1.2425ドルまで、ポンド円は一時183.49円まで上値を伸ばした。
【米国市場の為替相場動向】NY外為市場でドルは上昇した。原油価格の上昇や連邦公開市場委員会(FOMC)を控え米国債相場は下落。NY原油先物は92.33ドルまで上昇し、年初来高値を更新した。米10年債利回りは4.33%から4.36%まで上昇。ドル円は147円56銭から一時147円75銭まで上昇。ユーロドルは1.0669ドルから一時1.0655ドルまで下落後、1.0699まで戻した。ポンドドルは1.2375ドルまで一時下落。
コア指数が想定通り鈍化基調にあることから、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置き、さらなるインフレや景気動向を見極めていくとの見方に変わりはない。しかし、年内の追加利上げ観測も根強く、インフレが加速した場合、ピーク金利の引き上げの可能性も捨てきれない。
9月19日(火)【欧米市場の為替相場、経済指標とイベント】
・21:30 米8月住宅着工件数 128.3万戸(予想:143.7万戸、7月:145.2万戸)
・21:30 米8月住宅建設許可件数 154.3万戸(予想:144.0万戸、7月:144.3万戸)
・21:30 カナダ8月消費者物価指数 前年比+4.0%(予想:+3.8%、7月:+3.3%)=4月来で最大
・米連邦公開市場委員会(FOMC、20日まで)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。