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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.60(9月26日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.60(9月26日)
- 2023/9/26
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:148円60銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:148円35銭-149円35円
前日のUSD/JPY実績レンジ:148円25銭-148円96銭-148円83銭(25日)
相場展開基調:連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げやピーク金利を長期にわたり維持することを織り込むドル買いが継続するようだ。しかし、米国では予算を巡る議会の交渉が難航している。合意が期限に間に合わず、10月の新年度入りに政府機関閉鎖に陥るリスクが高まった。米信用格付け大手ムーディーズは政府機関閉鎖は米国のトリプルA格付の見通し「ネガティブ」に判断される可能性を警告。格付の引き下げで、米国金融市場のトリプル安に繋がる可能性は警戒される。
【欧州市場の為替相場動向】25日の欧州外国為替市場でドル円は引き続き底堅い。NY勢が参入し始め、米10年債利回りが4.50%台まで上昇幅を拡大するにつれてじりじりと値を上げる展開に。一時148.76円まで上値を伸ばした。政府・日銀による介入警戒感が徐々に高まっているものの、緩やかな円安・ドル高トレンドが継続している。ユーロドルは弱含み。米金利上昇を手掛かりとした売りの流れが続き、一時1.0619ドルまで下値を広げ、先週末安値の1.0615ドルに迫った。
【米国市場の為替相場動向】NY外為市場でドルは続伸した。米金利上昇に伴うドル買いが加速。米10年債利回りは4.527%まで上昇し、2007年以降で最高となった。ドル・円は148円66銭から148円79銭まで上昇し昨年11月来の高値を更新。ユーロドルは1.0630ドルから1.0600ドルまで下落し、3月来の安値を更新した。また、ポンドドルは1.2199ドルまで安値を更新し、豪ドル/ドルは0.6420ドル前後で上値の重い動き。
【主たる経済データ】
・米8月シカゴ連銀全米活動指数 -0.16(予想:0.10、7月:0.07←0.12)(米金利上昇を懸念してか、7月0.07から予想外のマイナスに落ち込んだ。)
・独9月IFO企業景況感指数 85.7(予想:85.1、8月:85.8←85.7)
・米9月ダラス連銀製造業活動指数 -18.1(予想:-14、8月:-17.2)
・ゴールズビー米シカゴ連銀総裁「ソフトランディングは可能、しかし、多くのリスク」
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。