TSR：148円60銭
本日のUSD/JPY予想レンジ：148円35銭-149円35円
前日のUSD/JPY実績レンジ：148円70銭-149円19銭-149円06銭（26日）

相場展開基調：根強い追加利上げ観測に金利先高観に伴い、ドルの底堅い展開か。米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、経済が強ければ、年内あと1回の追加利上げが必要になるとの見方を示した。日銀当局によるドル売り・円買い介入の可能性には警戒！

【欧州市場の為替相場動向】26日の欧州外国為替市場でドル円は引き続き底堅い。米長期金利が低下傾向にあるなか、ユーロカナダドルなどユーロクロスが堅調に推移したこともサポートに一時1.0609ドルまで本日高値を伸ばした。全般ユーロが底堅く推移し、円は、157円台後半を維持した。

【米国市場の為替相場動向】この日発表の米経済指標は強弱まちまちの結果となった。9月米消費者信頼感指数と8月米新築住宅販売件数は予想を下回った一方で、9月米リッチモンド連銀製造業指数は予想を上回るなど、強弱まちまちの結果となった。発表直後にドル円は149円近辺から148.84円近辺までやや売りに押されたものの、反応は限られ、足もとでは148.95円近辺に持ち直し底堅い動きが続き、再び9円台で終了。また、ユーロドルは1.0590ドル近辺、ユーロ円は157.75円近辺で小動き。

【09月26日（火）主たる経済データ】
・米7月FHFA住宅価格指数　前月比+0.8%（予想：+0.4%、6月：+0.3%）
・米7月S&PCS20都市住宅価格指数　前年比+0.13%（前年比予想：+0.03%、6月：-1.17%）
・米7月FHFA住宅価格指数　前月比+0.8%（予想：+0.4%、6月：+0.4%←+0.3%）
・米8月新築住宅販売件数　67.5万戸（予想：69.9万戸、7月：71.4万戸）（予想以上に減少し3月来で最低）
・米9月消費者信頼感指数　103.0（予想：105.5、8月：106.1）（予想以上に低下し5月来で最低）
・米9月リッチモンド連銀製造業指数　5（予想：-7、8月：-7）（予想外に昨年4月以降ほぼ1年半ぶりのプラス）
・米財務省2年債入札　低調な入札結果を受けて米国債相場は軟調

※注　TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格（TSR）を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。