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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.60(9月29日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.60(9月29日)
- 2023/9/29
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:148円60銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:148円85銭-149円85円
前日のUSD/JPY実績レンジ:149円20銭-149円53銭-149円30銭(28日)
相場展開基調:ドル買いセンチメントは変わらず、米債入札・FRB議長講演に注目。引き続き、日銀当局によるドル売り・円買い介入の可能性には警戒!
【欧州市場の為替相場動向】28日の欧州外国為替市場でユーロドルは上昇。月末フローや関連の思惑が背景と考えられるドル売りが対欧州通貨やオセアニア通貨で進行。ポンドも上昇して、対ドルで1.2206ドル、対ユーロでも0.8632ポンドまで強含み。先月も月末前日30日と月末31日にかけてユーロ売り・ポンド買いの勢いが強かったこともあり今月も同様な動きとなっているもよう。ユーロ円は上昇。クロス円も対ドルでの各通貨上昇に連れ高となり、ユーロ円は157.40円まで上値を広げた。ポンド円は先週末22日以来の高値182.18円、豪ドル円は95.47円、NZドル円は89.05円まで上昇した。ドル円は買い戻し。米10年債利回りが4.60%付近から4.67%台まで急上昇するにつれて149.17円から149.50円付近まで反発。
【米国市場の為替相場動向】ニューヨーク外為市場では、スタートはドルは弱含み。4-6月期米GDP個人消費・確定値が+0.8%と予想の+1.7%を大きく下回る結果となると米長期金利が一時上昇幅を縮め、ユーロドルは日通し高値となる1.0557ドルまで値を上げた。しかし、その後、米10年債利回りは4.63%と、2007年以来で最高水準となり、再びドル買いで、ドル円は、一時149円62銭を付けた。
9月28日(木)
・21:00 独9月消費者物価指数速報値 前年比+4.5%(予想:+4.6%、8月:+6.1%)
・21:30 米先週分新規失業保険申請件数 20.4万件(予想:21.5万件、前回:20.1万件)
・21:30 米4-6月期GDP確定値 前期比年率+2.1%(予想:+2.2%、改定値:+2.1%)
・21:30 米4-6月期個人消費確定値 前期比年率+0.8% (予想:+1.7%、改定値:+1.7%)
・米グールズビー米シカゴ連銀総裁講演(ピーターソン国際経済研究所)
「深刻な景気後退なく、インフレ抑制は可能」
「過剰に労働市場に連結した政策はGDPの下方リスクに」
・23:00 米8月中古住宅販売成約指数 前月比-7.1%(予想:-1.0%、7月:+0.9%)
・02:00 米財務省7年債入札 低調な結果を受けて米国債相場は再び下落。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。