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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.80(10月5日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.80(10月5日)
- 2023/10/5
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:148円80銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:148円50銭-150円00円
前日のUSD/JPY実績レンジ:149円32銭-148円74銭-149円10銭(04日)
相場展開基調:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性がある!
【欧州外国為替市場概況】4日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。9月ADP全米雇用報告が予想より弱い結果となり、米長期金利の低下とともにドル売りが加速。昨日までドル買いが進んでいた反動によるユーロ買い・ドル売りも進み、一時1.0532ドルまで本日高値を更新した。ドル円はさえない。全般にドル売りが進んだ流れに沿って148.80円付近まで弱含んだ。もっとも、欧米株高を支えにクロス円が全般堅調に推移した影響もあり、本日安値の148.74円手前では下げ渋った。
【米国市場の為替相場動向】NY外為市場でドルは戻りが鈍い展開となった。朝方発表された民間部門雇用統計の8月ADP雇用統計の伸びが7月分から予想以上に縮小したため雇用減速の思惑が強まった。米国債相場は反発。米10年債利回りは4.72%まで低下した。ドル円は148円90銭で上値が重い。ユーロドルは1.0532ドルまで上昇後も1.0515ドルと1.05ドル台を維持。ポンドドルは1.2120ドルから1.2177ドルまで上昇し、2日来の高値を更新した。
10月4日(水)発表された経済指標は弱い結果で米債券利回り低下、ドルは頭打ち
・21:15 米9月ADP雇用統計 +8.9万人(予想:+15.0万人、8月:+17.7万人)
・22:45 米9月サービス業PMI改定値 50.1(予想:50.2、速報値:50.2)
・23:00 米9月ISM非製造業景況指数 53.6(予想:53.5、8月:54.5)
・23:00 米8月製造業受注 前月比+1.2%(予想:+0.3%、7月:-2.1%)
・23:00 米8月耐久財受注改定値 前月比+0.1%(予想:+0.2%、速報値:+0.2%)
・23:25 ボウマン米FRB理事基調演説(地域金融機関関連会議)
・23:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁あいさつ(決済関連会合)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。