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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.75(10月12日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.75(10月12日)
- 2023/10/12
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:148円75銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:148円00銭-149円00円
前日のUSD/JPY実績レンジ:148円42銭-149円33銭-149円21銭(11日)
相場展開基調:米連邦準備理事会(FRB)高官らの発言を受けて米長期金利の上昇も一段落
【欧州外国為替市場概況】11日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。9月米PPIはガソリン価格の上昇などで、前年同月比+2.2%と発表され、予想の同比+1.6%を上回った。指標発表後には一時149.05円まで上値を伸ばした。米債券市場は落ち着いた動きを見せているが、ユーロドルは目先のストップロスを付けて9月25日以来となる1.0635ドルまでじり高。
【米市場の為替相場動向】11日の米国債市場では長期債などの利回り水準が大幅に低下した。NY為替市場のドル円は、中東の地政学リスクに警戒しながら、米下院議長の投票の行方、そして米連邦準備理事会(FRB)高官の発言に注意。11日(9月生産者物価指数)と12日(9月消費者物価指数)に発表予定の米インフレ関連指標は長期金利の動向に一定の影響を与える可能性がある。インフレ率が大幅に低下する可能性は低いものの、市場予想と一致した場合、利上げ終了観測はさらに強まりそうだ。
■NY市場の経済指標とイベント
・21:30 米9月生産者物価指数 前月比+0.5%(予想:+0.3%、8月:+0.7%)
・21:30 米9月生産者物価指数 前年比+2.2%(予想:+1.6%、8月:+2.0%)
・21:30 米9月生産者物価コア指数 前月比+0.3%(予想:+0.2%、8月:+0.2%)
・21:30 米9月生産者物価コア指数 前年比+2.7%(予想:+2.3%、8月:2.5%←+2.2%)
・23:15 ウォラー米FRB理事炉辺談話主催
「FRBは金利において、様子見の位置にいる」
・01:15 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演(経済関連)
「景気が減速し始めている兆候はたくさんある」
「金利についてこれ以上何かする必要はないと思う」と発言
・02:00 米財務省10年債入札 米10年債入札は不調に終わり、同債利回りは4.58%前後から4.61%台まで上昇。
・03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月19-20日開催分)
「メンバーの大多数は経済の展開に不透明性があると指摘」
「あと1回の利上げが適切となる可能性が強いと判断していたことが明らかになり、金利が一段と上昇、ドル買いも強まった。」
・05:30 コリンズ米ボストン連銀総裁講演(米ウェルズリー大学)
・G20財務相・中銀総裁会議・関連会合(モロッコ、13日まで)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。