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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=149.54(10月17日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=149.54(10月17日)
- 2023/10/17
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:149円54銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:149円20銭-149円80円
前日のUSD/JPY実績レンジ:149円32銭-149円76銭-149円52銭(16日)
相場展開基調:ダウ平均の上昇に連れ、リスク選好の円売りが優勢となった。
【欧州外国為替市場概況】16日の欧州外国為替市場前半は、ドル円は上値が重い。ユーロドルは底堅い。22時時点では1.0542ドルと20時時点(1.0532ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇幅縮小に伴って買いが散見され、一時1.0546ドルと日通し高値を更新した。ユーロ円は22時時点では157.55円と20時時点(157.51円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。ドル円とユーロドルの動きが相殺して方向感がなかった
【米市場の為替相場動向】ニューヨーク外為市場では連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げの可能性を探る展開でオープン。米10月NY連銀製造業景気指数は予想の‐5.0は上回ったが、-4.6と、9月1.9からマイナスに落ち込んだ。支払い価格や販売価格がそれぞれ低下したことや中東地政学的リスクの上昇で米国債相場は堅調に推移。FRBは年内の追加利上げの軌道は今後のデータ次第との姿勢を維持。利上げ終了の思惑も強まりつつありドル買いの勢いも弱まった。短期金融市場での年内の追加利上げ確率は依然50%を下回っている。
■NY市場の経済指標とイベント
・21:30 米10月NY連銀製造業景況指数 -4.6(予想:-7.0、9月:+1.9)
・18:00 ユーロ圏8月貿易収支 +67億ユーロ(7月:+65億ユーロ)
・23:30 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演(経済見通し)
・神田財務官「為替の激しい下落時、国は利上げか為替介入で対抗」
・イエレン米財務長官「米国では高めの金利が長期化する可能性」
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。