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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=149.30(10月18日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=149.30(10月18日)
- 2023/10/18
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:149円30銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:149円20銭-149円90円
前日のUSD/JPY実績レンジ:149円85銭-148円84銭-149円82銭(17日)
相場展開基調:ダウ平均の上昇に連れ、リスク選好の円売りが優勢となり、米利上げ長期化の思惑強まる、消費底堅く。
【欧州外国為替市場概況】17日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。対ユーロでドル売りが強まった影響から149.36円付近まで下押しする場面があったが、9月米小売売上高が予想を大きく上回ったことが伝わると一転上昇。さらに、今週本格化する米企業決算への期待感から米国株相場が大幅に上昇するとリスク・オンのドル売りが次第に強まった。米10年債利回りが4.82%台まで上昇幅を拡大するにつれて昨日高値の149.76円を上抜けて149.82円まで上値を伸ばした。
【欧米市場の為替相場動向】ニューヨーク外国為替市場でユーロドルは3営業日ぶりに反発。「米金利動向や中東情勢を見極めたい」との声が聞かれる中、しばらくは1.05ドル台前半でのもみ合いが続いていたが、今週本格化する米企業決算への期待感から米国株相場が大幅に上昇するとリスク・オンのドル売りが次第に強まった。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時106.18まで一時低下した。しかし、米国経済は強い労働市場が支え消費が底堅く、FRBが追加利上げを強いられる可能性は引き続き除外できない。
■NY市場の経済指標とイベント
・21:00 ウィリアムズNY連銀総裁対談司会(NY経済クラブ)
・21:30 米9月小売売上高 前月比+0.7%(予想:+0.3%、8月:+0.6%)
・21:30 カナダ9月消費者物価指数 前年比+3.8%(予想:+4.0%、8月:+4.0%)
・22:15 米9月鉱工業生産 前月比+0.3%(予想:0.0%、8月:+0.4%)
・22:15 米9月設備稼働率 79.7%(予想:79.6%、8月:79.7%)
・22:20 ボウマン米FRB理事講演(決済における技術革新)
・23:00 米10月NAHB住宅市場指数 40(予想:44、9月:45)
・23:00 米8月企業在庫 前月比+0.4%(予想:+0.3%、7月:0.0%)
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。