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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=149.81(10月20日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=149.81(10月20日)
- 2023/10/20
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:149円81銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:149円25銭-150円00円
前日のUSD/JPY実績レンジ:149円67銭-149円96銭-149円82銭(19日)
相場展開基調:米国債相場は先安観が強く、長期金利が当面上昇を続ける可能性が高い。
【欧州外国為替市場概況】19日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。堅調な米経済指標や連邦準備制度理事会(FRB)当局者のタカ派的見解で、ドルは150円突破の可能性がありそうだ。ただ、ドルは大台付近での売りが見込まれ、引き続き上値は重そうだ。
ユーロドルは底堅い。欧州序盤からのショートカバーが継続。ユーロカナダドルなど一部ユーロクロスが堅調に推移したことも支えとなり、一時1.0580ドルまで上値を伸ばした。
【米国市場の為替金融相場動向】19日のNY時間の午前は複数の経済指標の発表の結果を確かめ、その後はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演と中東情勢を注視していく流れだった。米国の債務が対名目国内総生産(GDP)比で100%超えであること、FRBがもはや国債の買い手ではないこと、さらに、中国や日本も売り手となる可能性に、米国債相場は先安観が強く、長期金利が当面上昇を続ける可能性がある。
■欧米市場の経済指標とイベント
・17:00 ユーロ圏8月経常収支 277億ユーロ(7月:+209億ユーロ)
・21:30 米週次新規失業保険申請件数 19.8万件(予想:21.2万件、前回:20.9万件)
・21:30 米10月フィラ連銀製造業景況指数 -9.0(予想:-6.9、9月:-13.5)
・22:00 ジェファーソン米FRB理事歓迎あいさつ(FRB中銀会議)
・23:00 米9月中古住宅販売件数 396万件(予想:389万戸、8月:404万戸)
・23:00 米9月景気先行指数 前月比-0.7%(予想:-0.4%、8月:-0.4%)
・25:00 パウエル米FRB議長講演(NY経済クラブ)
「現在、リスクは依然高いインフレ」であり、金利が十分に長期にわたり、十分に高くない可能性を指摘。政策が現在引き締め過ぎでない証拠があると、追加利上げを除外しない。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。