- Home
- 板垣哲史 本日の$/¥
- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.84(10月23日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.84(10月23日)
- 2023/10/23
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:148円84銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:149円25銭-150円05円
前日のUSD/JPY実績レンジ:149円69銭-149円99銭-149円85銭(20日)
相場展開基調:ドル買いセンチメントは変わらず、米債入札・FRB議長講演に引き続き注目、日銀当局によるドル売り・円買い介入の可能性には警戒!
【欧州市場の為替相場動向】20日の欧州外国為替市場でドル円は高値圏を維持。22時時点では149.96円と20時時点(149.94円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.99%台まで一転して急上昇するにつれて一時149.99円と本日高値に面合わせした。ただ、150円ブレイクとはならず、引き続き149.90円前後での推移が続いた。
【米国市場の為替相場動向】ニューヨーク外国為替市場でユーロドルは底堅い。24時時点では1.0588ドルと22時時点(1.0584ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準となった。一時は4.9927%前後と2007年7月以来の高水準を記録した米10年債利回りが4.90%台まで低下すると全般ドル売りが先行。23時30分過ぎに一時1.0600ドルと日通し高値を更新した。市場では「政府・日銀による為替介入への警戒感は根強く、150円の心理的節目に迫る水準で足踏み状態となっている」との声が聞かれた。
今週の注目ポイント
- 米国
23日 9月シカゴ連銀全米活動指数
24日 10月製造業PMI、10月リッチモンド連銀製造業指数
25日 9月新築住宅販売件数
26日 9月卸売在庫、7-9月期GDP速報値、9月耐久財受注速報、週次新規失業保険申請件数、9月中古住宅販売仮契約
27日 9月個人所得・支出、PCEコアデフレーター、10月ミシガン大消費者信頼感指数確定
●欧州
24日 ユーロ圏サービス・製造業PMI
26日 欧州中央銀行定例理事会、ラガルド総裁記者会見、EUサミット(27日まで)
●英国
24日 製造業PMI、失業保険申請件数
●カナダ
25日 金融政策決定会合
●日本
27日 東京CPI
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。