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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.84(10月24日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=148.84(10月24日)
- 2023/10/24
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:148円84銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:149円25銭-150円05円
前日のUSD/JPY実績レンジ:150円11銭-149円56銭-149円68銭(23日)
相場展開基調:ドル買いセンチメントは変わらず、米債入札・FRB議長講演に引き続き注目、日銀当局によるドル売り・円買い介入の可能性には警戒!
【欧州市場の為替相場動向】23日の欧州外国為替市場でユーロドルは小高い。22時時点では1.0610ドルと20時時点(1.0604ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが上昇幅を縮めるにつれてユーロ買い・ドル売りが進行。一時1.0618ドルと日通し高値を付けたが、12日高値の1.0640ドルが重要なレジスタンスとして意識されるなかで、一段高にもならなかった。米10年債利回りは2007年来の5%台に達しドルの下値を支える。
【米国市場の為替相場動向】23日のニューヨーク外為市場では米国債相場動向や地政学的リスクを睨む展開。パウエル議長を含め、FRB高官は最近の長期債利回りの上昇が金融の引き締まりに相当し、追加利上げの必要性が低下しているとの見方を強めつつある。
今週発表が予定されている7-9月期国内総生産(GDP)の成長率は4.5%と、前期2.1%から伸び拡大が予想されている。アトランタ連銀の予想では5%台の成長で、追加利上げを正当化する可能性がありドルも底堅く推移。米10年債利回りが4.846%前後と、18日以来の水準まで下振れ。米金利低下によるドル軟化をきっかけにユーロドルは9月22日以来、約1カ月ぶりの水準1.0668ドルまでユーロ高・ドル安推移となった。市場では「26日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前にポジション調整目的の買いが入った」との声も聞かれた。
※注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。