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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=151.10(11月2日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=151.10(11月2日)
- 2023/11/2
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:151円10銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:150円30銭-151円30円
前日のUSD/JPY実績レンジ:151円68銭-150円66銭-150円95銭(01日)
相場展開基調:ドル買いセンチメントは変わらず、引き続き、日銀当局によるドル売り・円買い介入の可能性には警戒!本日2日のドル・円は主に151円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の低下を受けてリスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低い。
【欧州市場の為替相場動向】1日の欧州外国為替市場でドル円はじり安。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を見極めようと様子見ムードが強く値動きは限られるも、10月ADP全米雇用報告は11.3万人増と予想を下回り、米10年債利回りが一時4.83%台まで下げ幅を拡大した動きを手がかりに151.09円まで安値を更新した。ユーロドルは軟調。米長期金利の低下幅拡大の動きがドルの重しとなり、一時は買い戻しが入るも、欧州通貨の軟調な動きは継続。1.0550ドル台を戻り高値に再び売りに押され、1.0534ドルまで下押した。ポンドドルは1.2115ドルまで安値を更新した。ユーロ円は弱含み。昨日大幅上昇した反動が見られるなか、ユーロ売りも重しに159.30円まで弱含んだ。
【欧米市場の為替相場動向】ニューヨーク外為市場では米国債相場は反発。10年債利回りは4.9%から4.83%まで低下した。2年債利回りは5.07%から5.03%まで低下。ドル買いもいったん後退した。ドル円は151円25銭から151円09銭までじり安推移。ユーロドルは1.0558ドルへ強含んだ。ポンドドルは1.2144ドルへ上昇。米10年債利回りは4.89%で推移。
11月1日(水)
・21:15 米10月ADP雇用統計 +11.3万人(予想:+15.0万人、9月:+8.9万人)
・22:45 米10月製造業PMI改定値 50.0(予想:50.0、速報値:50.0)
・23:00 米10月ISM製造業景況指数 46.7(予想:49.0、9月:49.0)
・23:00 米9月JOLT求人件数 955.3万件(予想:940.0万件、8月:961.0万件)
・23:00 米9月建設支出 前月比+0.4%(予想:+0.4%、8月:+0.5%)
・03:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表(政策金利は5.25-5.50%に据え置きを発表)
・03:30 パウエル米FRB議長会見:「FOMCは政策を慎重に進める」としたほか、「リスクはより均衡になった」とし「問題は追加利上げをすべきかどうかだ」と、ピーク金利に一段と近づいた可能性を示唆。
・米財務省・四半期定期入札発表
注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。