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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=149.87(11月6日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=149.87(11月6日)
- 2023/11/6
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:149円87銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:149円15銭-149円95円
前日のUSD/JPY実績レンジ:150円52銭-149円21銭-149円38銭(03日)
相場展開基調:3日のニューヨーク外為市場では連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了の思惑が一段と強まりドル売りが優勢となった。
【欧米市場の為替相場動向】3日のニューヨーク外為市場では連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了の思惑が一段と強まりドル売りが優勢となった。米10月雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比+15万人となった。伸びは9月+19.7万人から予想以上に鈍化し、6月来で最低。自動車労組のストで2.8万人が削減されたことも影響した。10月失業率は3.9%と、予想外に9月3.8%から上昇。昨年1月来で最高となった。
【経済指標】
・米10月失業率 3.9%(予想:3.8%、9月:3.8%)
・米10月非農業部門雇用者数 +15万人(予想:+18.0万人、9月:+19.7万人←+33.6万人)
・米10月平均時給 前年比+4.1%(予想:+4.0%、9月:+4.2%)
・米10月ISM非製造業景況指数 51.8(予想:53.0、9月:53.6)
・米10月サービス業PMI改定値 50.6(予想:50.9、速報値:50.9)
・米10月総合PMI改定値 50.7(速報値:51.0)
今週の注目ポイント
・引き続き本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性には警戒!
・市場は金利がピークまたはそれに非常に近い水準との見方を維持しており、11月の利上げ見送りの予想は変わらず。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長発言、11月ミシガン大消費者信頼感指数速報値などに注目が集まる。
・中東情勢の一段の深刻化は依然リスク材料。
注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。