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- 板垣哲史-きょうの戦略$/¥=151.55(11月14日)
板垣哲史-きょうの戦略$/¥=151.55(11月14日)
- 2023/11/14
- 板垣哲史 本日の$/¥

TSR:151円55銭
本日のUSD/JPY予想レンジ:151円30銭-152円00円
前日のUSD/JPY実績レンジ:151円21銭-151円91銭-151円67円(13日)
相場展開基調:今週は10月消費者物価指数(CPI)や10月生産者物価指数(PPI)といった重要インフレ指標や小売売上高に注目が集まる。さらに、サンフランシスコで、アジア太平洋経済協力(APEC)会合が11日から17日にかけて開催。注目引き続き、日銀当局によるドル売り・円買い介入の可能性には警戒!
【欧州市場の為替相場動向】13日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。ロンドン市場序盤で年初来高値となる151.86円まで上昇し、昨年10月21日の高値151.95円に迫ったものの、151.82円で、ドル高止まり、米10年債利回りが4.63%台までやや低下していることや本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入への警戒感から伸び悩み、151円後半でもみ合いとなった。ユーロドルは小幅安。ユーロ円は22時時点では162.00円と20時時点(162.28円)と比べて28銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルは1.0667ドルまで日通し安値を更新し、その後も戻りが鈍い。一部の米投資銀行のエコノミストが、欧州中央銀行(ECB)が来年6月にも0.25ポイントの利下げを実施するとの見通しを示したこともユーロの重しとなっている。
【米国市場の為替等相場動向】本日のNY為替市場のドル円は、中東の地政学リスクに警戒しながら、昨年高値151.95円に接近しつつあることで、本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入の可能性に警戒する展開が予想される。ただ、神田財務官は、介入に関しては「スタンバイ」と述べ、今回の「スタンバイ」は、やや受動的な意思表示と受け取られている模様で、円安の防衛水準が155円付近まで引き上げられている可能性が指摘されている。
11月13日(月)
28:00 米10月財政収支 -670億ドル(予想:-520億ドル、22年10月:-878.74億ドル)
注 TSRとは弊社独自の指標で、ニューヨーク引け値が、この価格(TSR)を上回って終われば当日は上げ、下回れば下げの傾向が強いことを示唆する指標であるが日中、新情報等によってブレイクする場合がある。なおトレーディングはご自身の判断でお願いします。