20日、3日続伸。トランプ新大統領の就任式を控え様子見ムードが広がり小動きで終了
- 2017/1/21
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
20日、3日続伸。トランプ新大統領の就任式を控え様子見ムードが広がり小動きで終了
20日、トランプ新大統領の就任式を控え、様子見ムードが広がった。取引開始時は売り先行で始まったものの、直ぐに切り返す展開となりプラスに浮上するなど持ち直した後、狭いレンジで強弱が対立する展開となった。また11時に中国の10‐12月期GDPや鉱工業生産が発表され、GDPや小売売上高が予想を上回ったことが伝わると、日経平均株価はマイナスからプラスに転じて午前の取引を終えた。また、午後に入って午前の高値を更新すると、19,176円をつけるなど、一時104円高となる場面があるなど強含んだあと小幅高で終えた。
そうしたなか業種別では、保険、石油・石炭、機械、鉱業、金属製品、非鉄金属、海運など25業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、その他製品、陸運、医薬品など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SUMCOが5.29%上昇したほか、三菱電機、第一生命HD、小松製作所が高かった。一方値下がりは、小野薬品、大塚HD、トヨタ自動車などとなっている。日経平均株価の終値は19,137円91銭、+65円66銭、TOPIXの終値は1533.46ポイント、+5.31ポイント。売買高は概算で17億91百万株、売買代金2兆0649億円。