2日、円高が嫌気され、後場に入って下げ幅拡大し19,000円を割り込んで終了
- 2017/2/2
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
2日、円高が嫌気され、後場に入って下げ幅拡大し19,000円を割り込んで終了
2日、前日のNYダウが小動きだったことから材料不足となったが、日経平均株価は小幅高で取引が始まった。ただ、為替市場でドル円が下落基調に転じて113円台を挟んだ値動きになると、日経平均株価も売りが先行しマイナス圏でのもち合いが続いた。一方で、昼休み中にドル円が112円70銭台をつけるなど円高傾向になると、日経平均株価も先物主導で下げ幅を広げて18,866円80銭をつけ、一時281円安となる場面があったが、取引終了時の買い戻しで若干下げ幅を縮めて終えた。
そうしたなか業種別では、海運、鉱業、倉庫・運輸、その他金融、電気・ガスなど31業種が値下がり。値上がりは、医薬品、卸売りの2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、TDKや三菱電機の下落が目立ったほか、富士重工業、ファーストリテイリング、NTTが安かった。一方値上がりは、ブイ・テクノロジー、三菱商事、武田薬品、日経ダブルインバースなどとなっている。日経平均株価の終値は18,914円58銭、-233円50銭、TOPIXの終値は1510.41ポイント、-17.36ポイント。売買高は概算で21億28百万株、売買代金2兆5,703億円。
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