8日、反発。薄商いのなか取引終了にかけて上げ幅を拡大して終了
- 2017/2/9
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
8日、反発。薄商いのなか取引終了にかけて上げ幅を拡大して終了
8日、NYダウが上昇して終えていたことやドル円が112円台前半で推移するなど、外部環境が落ち着いていたこともあって東京市場は反発して始まった。ただ、午前中は伸び悩んだところで売り物に押される展開となりマイナスに沈んだ。一方午後入ると、プラスで始まったあと徐々に高値を切り上げ、19,000円台を回復して終えた。日中の大きな材料はなかったが、業績回復への期待が買いにつながった模様。
そうしたなか業種別では、ガラス・土石、卸売、不動産、ゴム、化学、機械、海運、サービスなど25業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業、水産・農林、建設、情報・通信など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、旭硝子が+9.13%と目立ったほか、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(ジャスダック)、三菱ケミカルHD、村田製作所、ファナックも高かった。一方値下がりは、クラレが-7.07%と目立ち、ブイ・テクノロジー、富士通も安かった。日経平均株価の終値は19,007円60銭、+96円82銭、TOPIXの終値は1524.15ポイント、+8.00ポイント。売買高は概算で16億41百万株、売買代金1兆9,826億円。
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