23日、小幅反発。連日の材料不足で薄商いとなるなか方向感のない値動きで終了
- 2017/6/23
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-マーケット情報
23日、小幅反発。連日の材料不足で薄商いとなるなか方向感のない値動きで終了
23日、NY市場が小幅安で終えていたものの、ドル円が上昇して111円40銭台をつけたことが好感され、買い先行で始まった。日経平均株価は20,152円で始まったが、その後すぐに売り物に押されて値を崩すと、20,089円をつけるなど20円安となる場面があった。ただ、その後は前日同様、狭いレンジでの方向感のない値動きとなったあと、小幅に持ち直して3日ぶりに反発して終えた。
そうしたなか業種別では、その他製品、その他金融、ガラス・土石、非鉄金属、機械、石油・石炭など22業種が値上り。一方値下がりは、海運、水産・農林、食料品、鉄鋼、サービスなど11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂が連日のトップで+2.78%となったほか、オンキョー(ジャスダック)の上昇が目立ち、シリコンスタジオ(マザーズ)、サイバーステップ(同)も高かった。一方値下がりは、リミックスポイント(マザーズ)が目立ち、アカツキ(同)、トレイダーズHD(ジャスダック)、東芝が安かった。日経平均株価の終値は20,132円67銭、+22円16銭、TOPIXの終値は1611.34ポイント、+0.96ポイント。売買高は概算で15億32百万株、売買代金2兆0114億円。
福永さん 監修
「INVESTORS HANDBOOK 2017 株式手帳」 好評発売中!
お申し込みはこちらから