25日、反発、取引終了間際に買いが入り日経平均は30年半ぶりの高値水準を更新
- 2021/1/26
- 福永博之 マケコメ

マーケットコメント-テクニカル分析
25日、反発、取引終了間際に買いが入り日経平均は30年半ぶりの高値水準を更新
25日、日経平均、TOPIXともに買い先行で始まったものの強弱が対立し、しばらく前週末の終値を挟んだもみ合いとなる場面があった。また、両指数ともに上向きの5日移動平均線を割り込んだが、売りが一巡すると買い戻しが優勢となり、225先物主導で水準を切り上げ、日経平均は27,000円台前半まで上昇した。
さらに午後に入ってからも狭いレンジでのもち合いが続いていたが、取引終了間際に225採用銘柄に買いが入り、日経平均は下ヒゲ陽線を形成して高値引けとなった。また、直近の終値ベースの高値を更新すると同時に、1990年8月3日(29,515円)以来、およそ30年半ぶりの高値水準となったほか、5日移動平均線やボリンジャーバンドの上向きの+1σ上を維持して終えている。一方、TOPIXも日経平均と同様に5日移動平均線と+1σ上を維持して終えた。ただ、TOPIXの上昇率が日経平均の半分以下となっており、明日以降、TOPIXの水準が切り上がるかが注目される。
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